2012年04月24日

Mary Poppins観てきますた。

Mary Poppins Australia Cast プログラムから
↑プログラムから。

実はオイラMary Poppinsって観たことないんです。
母君が「アンタちっちゃいときに舞台観に行ったよ?」と言い張ってるんだが、肝心のオイラはカケラも覚えてません。
普通人が空飛んでたら覚えてると思うんだけどなあ。
日生劇場アニーなら覚えてるんだが。カケラだけだけど。

※この調子で、子供の頃色んなところに連れて行かれたらしいのだけれどまったく覚えていないというので「小さいときに連れて行っても甲斐がない!」と言われて育ちましたので、うちの子はどこにも連れて行く気がありません。

↓Mary Poppins - Australia - Extended Promo

↓Cast of Mary Poppins Australia - Supercalifragilisticexpialidocious Helpmann Awards 2010 .


Supercalifragilisticexpialidocious のダンスは映画もミュージカルも全部共通なんだろうか・・・。(つべでBroad Way版観たけど一応共通っぽいな。細かいところで若干の違いはあるけど。
つかこのダンス、1日3回くらい踊ってれば痩せると思うんだ・・・。
上の動画のうち、下のは2010年のAwardsでのパフォーマンスなんだけど、この豪州キャスト版っていつからやってるんだ。マジわからん。でもMary Poppinsのキャストが違う気がする。
このパフォだと子役がいない。最初の方のBertのセリフは全部本当は子供の。
やっぱ労働法関係か。

※ちなみに豪州は労働者の国のせいか、芸能関係のみならず子供が仕事して報酬もらうことを良しとしている。お金を手に入れるためには労働しなさい、そして税金を払え、というのを子供のうちから仕込むんだな。その代わり児童のための労働法も割ときちっとしてるみたいだ。自営業の庭師の子供が男の子だったりすると手伝いに連れ回されてるのをよく見る。

つーわけで(何が)、実はMary Poppinsが傘で空を飛ぶってことくらいしか知らんかったのです。
あとはwikiで大まかな流れ見ただけ。

えっらいこと英国の階級社会を批判してる話だなあ、と思ったら原作者って豪州出身なのね。とは言っても生まれが1880年代だからまだ"豪州"ではなくて植民地だった時の話だけど。
Banks家はホワイトカラー層でしょう。その中で育った子供の、Bert(見るからにブルーカラー層)への最初の評価がすごかったw
ブルーカラー層が国の基盤で、なくては立ちゆかない国の出身者からしたら、この階級制度は実に変な話に見えたんだろうなあ。
作者の父親は銀行マンだったらしいけど、unsuccessfulで、7歳の時に亡くなっているらしい。
植民地の銀行マンなんて、半ブルーカラーだろうし。しかも両親、IrishとScotish。

Banksさんの勤め先が銀行ってのも面白い話だがw
豪州史的には有名な植物学者の名前だけどね。Sir Joseph Banks。※固有種Banksiaを収集して研究した人。バンクシアはマカダミアナッツの仲間、故にマカダミアナッツは豪州原産。

話自体はおそらく映画版とも差がないと思われるんで端折る。ただし原作者は映画版の出来が気に入らなかったらしいが。

それより、ミュージカルってすげえなあ!
わたしの席からは指揮者の頭が見えてたから余計感じるのかもしれないが、音楽と役者つなぎ合わせるのは指揮者だけでしょ。まあセリフはある程度聞こえてると思うけど。
役者は指揮者見るわけじゃないから、音楽の開始は完全に役者合わせ。一度鳴っちゃえばあとは歌と同じで役者が合わせるだろうからそれほど難しくはないだろうけど。
練習にしたって、それぞれの練習の後に合わせで練習しなきゃいけないし、Mary Poppinsくらい大きな舞台だと舞台装置も大きい上に場面転換の時間も限られてるからそれに合わせて大がかりな練習もしないといけない。
どれかでもタイミングひとつ外したら大失敗。演劇みたいにアドリブでどうにかできるもんじゃない。うっかり躓くだけでも痛手。※場面によっては音楽がないが、ほとんどが音楽の鳴ってる中での演技。

演出家だってセンスなきゃうまくいかないだろうな。

あと会場
舞台装置がなければできないよね?ってことがかなり多い。
空飛んだりするのもそうだし、Bertが壁と天井歩いたりするのもそう。
だから古い劇場だときっと演じられない。
最後にMary Poppinsは客席の中央くらいのところまで飛ぶんだけれど、そのあと照明が消える。その辺りの天井に人の出入りが出来るくらいの穴が空いてるはずだけど、照明の関係もあって見えないようになっている。

それとかばんから明らかにかばんより大きなものが出てくるってやつね。
床においてあったかばんは理解できるんだけど、そのあとテーブルの上に置いてそこからランプ取り出してるんだけど、それだけはどうやってるのかわからなかった。
テーブルのすぐ横に屋根裏の壁があったけど・・・でも下は確実に何もなかったし。

そういえばオペラ座の怪人で、オペラ座の設計はファントムが天才的な才能で作ったって話だけど、なんか理解した。
よっぽど色んな機能に対応してなきゃ実現できないことが多いんだわ。


で、結局Mary Poppinsって何者なの?
Bertとも最初からお互い知り合いなんだよね? 何者なんだマジで。Bert含めて。
BertかわいいよBert。ちなみにBert役のお兄ちゃんは役者というよりはダンサーだそうで、Happy Feetのキャプチャーやったらしい。

惜しむらくは、座席が左端だったので、舞台の向かって左側の奥が完全に死角になっていたこと。
でもカイトに捕まってやってくるMary Poppinsがスタンバってるところはスカートだけだけど見えたw

だが傘はともかくカイトで飛んでくるのは変。見た目が。

   

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2012年04月12日

ギリシャ神話の話と、柑橘植物と太陽光(違。

最近見た映画の話なんぞを。
映画っつってもDVDだけどな。
しかも借りるんじゃなくて買ってくるバカがうちには1人いてな。
買うのは構わんがなぜ観たことない映画を買ってくるんだタコ。(ハゲと言いたいが生憎ハゲてない
しかもご丁寧にブルレイ。

タコ。

Immortals (インモータルズ -神々の戦い-)

・・・あのですね。
何をどう突っ込んでいいかわからん。
まあギリシャ神話モチーフの話で、ギリシャ神話そのまま使ってるわけではないんだけれど。

ゼウスの人間時の姿がJohn Hurt。
この人Merlinでドラゴンの声やってて、声ですぐわかった。
ちなみに今調べたら日本語吹替えだと大塚周夫さんが当ててんのな。海原雄山。
わたしん中では青野さん声なんだが。・゚・(ノд`)・゚・。  ご冥福を。
雄山ならまあよいと思う。堀勝之祐さんよりはイメージ的に。

そらまあいいや。

まずね、衣装デザインがダメ。
何度も言ってるが、衣装に萌えないファンタジーなんぞファンタジーにあらず。
兵士とか一般人はまだいいよ。・・・それでも兵士が、ギリシャじゃなくてローマンスタイルなのが気になるが・・・。
敵の大将のHyperion(なぜか日本語表記が英語読みのハイペリオンになっていた。ギリシャ語読みのヒューペリオンでいいじゃん)の兜のデザイン、どう見てもハサミムシ
あれはねーわ。
すっげえ残虐な王なのになにその威厳のない気の抜けるデザイン。

神様もすげえ安っぽいコスプレ大会状態だし。
見るに堪えん。

ギリシャの神々に仕える4人の巫女が出てきてお互い「Sister」って呼んでるけど、血縁関係あるんかいな。
多分ないと思う。なぜならアクターの人種バラバラ。
ヒロインっぽい1人はインド系っぽかったし、1人は明らかに東アジア系、1人は黒人で1人はラテン系?の白人。
でもその辺の設定が全然判らずじまい。

そして彼女らはギリシャ語話してるんだが、話の内容上、その設定の意味なし。
神に仕える身だからって特別な感じにしたかったんだろうけど、別に神様たちがギリシャ語話してる訳じゃないし、説得力のない死に設定。神様が使ってるまだ「神の言葉」として理解できるんだが。

話自体はよくあるリベリオンだな。
残虐な王が神様バカにして侵攻してきたから、隠れて生き延びてこの王様打とうっていう。
Titansの方がなんぼもマシだなあ。
300のスタッフがどうこうって、残念ながら300ほど印象的な映像じゃないし・・・。
4/10

Oranges and Sunshine (オレンジと太陽)

豪州映画。豪州とUK合作。
日本だと今月公開。

UK政府と豪州政府がやってきた、1950〜70年代の児童移民の話で実話。
実はこのスキーマ自体はUKでも豪州でも今だに一般ではあんまり知られてない。
5歳から15歳くらいの子供が半ばだまされる形で豪州に連れて行かれて、強制労働させられたり虐待を受けたりしていた。
ここで出てくるのがヒゲこっぱげHugoの「いつも太陽が輝いて、いつでもオレンジを食べられる」と言われた、という言葉。この言葉を言われて憧れた、という。
そして親はオーストラリアに子供が送られたということも知らない。UKのどこかで里子として過ごしていると思っている。

公式サイト見てもらえれば映画のサマリー自体はわかるからしないけど、1980年代後半になってそれを知ったUKのある女性ソーシャルワーカーが、その被害にあった家族を引き合わせていくってな話。
しかも彼らはBirth Certificate(出生証明書)すら持ってない、誰が親だかもわからない、自分はどこの誰?という状態。
責任問題がどうのこうのと逃げようとする政府関係者を相手にEmily Watsonが「彼らは! ただ自分たちが何者なのか知りたいだけなの!」というのがこの話の根底概念。

ただ、なんでUK政府がそんなことしたのかよくわからんのよね。
映画の中の政府関係筋は否定するばっかりだし。
UKの豪州大使館(?)のとりつく島のなさは笑っちまう。

で、この映画で出てくるのが Bindoon という土地だが、これWAなのよ。
たまにNew Norciaとか仕事で行くときに通るのよw ここの農場でファームステイとかやってるところもあるし。
だから知っているが、この映画で出てくるBindoonは明らかに本物のBindoonではないとw 植生が違うし、地形もこんなに山じゃない。丘陵は丘陵だけど。
で、久々に見るWenhamのおっちゃんはUKから連れてこられてここで強制労働させられてたという設定。

・・・でも本物のBindoonじゃないから萎えるんだよなあ・・・。
つかロケ地SAだし。
でも「Margaret River産のワイン」とかは萌えますた。だが風景はどっから見てもPerthじゃないっていう。※もちろん今のPerthはそもそも80年代後半とは明らかに違うけど、わたし最初に来たのが88年だからね・・・。

しかしホント、HugoのおっちゃんとWenhamのおっちゃんはアメリカ資本だとはっちゃけた役ばっかやってるのに、豪州映画は社会派ばっかりだよなあ。
6/10



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2012年01月14日

某名探偵と某鉄の女と某小人。

映画3本観たので感想なんぞを。

Sherlock Holmes: A Game of Shadows(シャーロック・ホームズ:シャドウゲーム)

・・・車道ゲームではない。

なんだかJames Bondみたいというか。
あのねえ、話がどうとか言う前に、Holmesが某ディズニーの海賊化してるのはどうなのかと。
そりゃHolmesは変人だしさ。突拍子もないことするしさ。
今までのHolmes像と違ってていい、むしろ変えろとわたしも言った。
だが他の人気キャラとかぶるのはどうなの、と。

で、James Bondみたいって言ったのは、今回あんまり探偵っぽくないのよ。まあ前作もそうだったけど。
なんか完全に冒険家と化しちゃってる。
で、M教授の陰謀とか潰していかないといけないから、結局やってることがJBっぽくなるんよ。
しかもアクション主体だし。

推理の仕方も、その場の謎解きって感じのが多くて、そのとっかかりとなるなんかのアイテムの配置の確認の仕方とかがすげD.Craig=Bond的。
この2人、「紳士ではなくなった」て点で共通してるし。

つまんなくはないんだけど、そういう意味ではなんか、えーって感じ。
なんとはなしにパクリ臭がするというか。

相方は「悪くはないけどDisappointed(期待はずれ)」いうてたぞ。
滝落ちシーンもなんかそれほど盛り上がらなかったし。つかアクションがそこより遙かに前に来ててそっちの方がメインっぽくなっちゃってる。


the Iron Lady(マーガレット・サッチャー:鉄の女の涙)

・・・邦題がすげぇ気にくわねぇ。
内容にも気にくわねぇ大きな事がひとつ。

なんで呆けたマーガレットばあちゃんの回想録にしちゃったんだよーーー。
俺年寄りとか弱いんだよーーー。

マーガレットばあちゃんがデリで牛乳買ってきて、「また牛乳が値上がりしたのよ」とか、すでにいない夫に話しかけてるんだよー。
彼女の中で夫はバターをトーストに付けすぎてるんだよーー。
でも後の方になってくると、なんか霊としゃべってるみたいに見えてくる。夫を死んだ人と認識しながらも見えてるし。

テロがあったというニュースを聞いて「テロに屈しないと声明を出さなくては」という母親に、娘が「お母さん、お父さんは死んじゃったのよ。そしてあなたはもうPMでないの」
ぎゃあああもうやめてくれーーーー!
本気で映画館出ようかと思った前半。俺のHPはもうゼロよ。泣きすぎて頭痛。
実際の本人がかなり呆けてるってのは知ってるけどさあ・・・。

つかホント、なんでこんな構成にしたんだろ。
男達の中で鉄の女と言われていても、年取ったら結局普通のばあさんになったってことなのかしら。
だが呆けててもDVDの操作はできるんですね。うちのじいさんより進んでるわw

もともと経済に興味がある人だったみたいね。
他のスイーツ(笑)に笑われても、政治家の演説聞きに行ったりしてたみたい。
プロポーズされたときも「あなたのことはとても愛してるけど、ああいう女性(妻という人種)になりたいと思ったことはないの」「おとなしく可愛らしく、家事だけをしているなんてできない」「キッチンで皿を洗いながら人生を終えるなんてできないわ」とか言う方です。
実際、周りが全員男性という環境下で、馬鹿にされながらもPMになっちゃうわけです。
尤も、政党に担ぎ出されたって感じで、結局PMの座追われたのも政党に裏切られたから。

・・・根回ししてたという描写もないし、これって結局男社会に翻弄されてましたってオチなのかしら。
その中で、いつでも一番の味方だったのは夫って話だったのかしら・・・。
邦題見る限りではそんな感じだな。

そういう感じなので、歴史物としては、ある程度の知識がないと判りづらいかもしれない。
つかね、政治的に「その情勢が起きた背景」ってのが全然ないのよ。だからPMとして「どうしてそういう決断を下したか」っていうのが明確でないのね。

普通に歴史の再現として作ってもらいたかったなあ。
こういう作り、マジで苦手なので点数引くよ。

関係ないけどUKってConservative Party(保守党)ってあるのね。知らなかったから、しばらくそのまんま「保守的な政党」って意味だと思ってたよ。
しかし"保守党"に女を入れるってのがそもそも保守的ではないw だが彼女本人は保守的ではあるね。


借りぐらしのアリエッティ(Arietty)

ちなみに英語吹替えだと、US版とUK版で声優違うらしい。
豪州はやっぱりUK版なのか? 観たのは日本語版。

レビュー観てたらあんまりいい意見なかったので覚悟はしてたんだけれど、心配してたほど酷くはなかったです。
声優はお母さん以外はぴったりしてたし。
あのお母さん、見た目の割に声が若いのよ。それが違和感あるのよ。
行動がサザエさんちっくなおかあさんだったから、デザインをもうちょっと若めにした方がよかったのかもしれない。
※UK版だと、↑でマーガレットばあちゃんの娘演ってた人。

アリエッティ、なんかこんな造形のキャラいたなあと思ったら。
できない子さんでした。(元AAはDarker Than Blackの銀)

まあ確かに何も残らないっちゃ残らないね。でもwktkしたよ。
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
ショウくんの歳が気になるところだけれど・・・。何も言わずいきなりキッチン取り替えちゃう男の人ってw
デザイン的にいって中学生くらいだと思うんだが。
最初にティッシュ取りに行って姿見られたときに「怖がらないで」って、その言い方が怖いです神木くんw

しっかし、英字幕見ながらの方が理解しやすいんではないかなあ。
彼ら自分たちのことを「Borrowers(借りていく人)」と呼ぶんですよ。というか原作の原題が『the Borrowers』。
あとレビュー観てて「『心臓の一部』はおかしいんじゃないか」って意見があったけど、アレは「a part of me」と当てられてました。まあ妥当だよな。

アリエッティの髪留め、洗濯ばさみだと思ってたけど、あの大きさじゃ小さいクリップ式髪留めだな。1cmくらいのやつ。

希林さん(違うって)悪役だけど、割と普通のおばちゃんだと思うな。
原作だと過去になんかあって小人に執着するらしいけど、知らなかったし、個人的にはそんなに気にならなかった。
こういう話なら障害はあってしかるべしだし。
むしろ、「その場にいる登場人物の誰も彼女の過去を知らない」んだから、見てる側も知る必要がないって判断かもしれん。この手の話ならアリな判断だな。
わざわざ人に話すことじゃないだろうし。
そういや希林さん「ものを盗んでいく小人」ってやたら強調してたなあ。

お父さんが借りてくものを「獲物」と呼ぶせいで「借り」って「狩り」じゃねーのかと小一時間。
盗んでくだけで何も返さない・・・っていうけど、この話ってベースがイングランドやアイルランドの妖精の話じゃないか?
いれば家に幸福をくれるけれど、機嫌を損ねるといたずらされたりとか、出て行かれると家が衰退するってタイプの。原作者はEnglishらしいが。
だからこそじいさんはわざわざ立派なドールハウスを用意したわけで。

そしてなぜ猫はツンデレ? 猫だからか。




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2011年12月03日

マンガ・アニメ・ゲームの実写化って・・・

るろ剣、AKIRA実写化に当たって思ったこと。

個人的には完全に反対ではないんですが。
ただ、日本のマンガアニメって、単純なビジュアル面で実写化には向かないよね。
相方は「日本のアニメは目が大きすぎてキモチワルイ」って言うんだ。生理的に完全にダメらしい。
確かにアメコミはリアル描写主義だし、実写化して成功してる(売り上げ的な意味でなく)のってアメコミだとか、割とリアルに近いゲームだよね。
X-MEN、Captain America、Superman、Batman・・・ゲームだとResident Evil(バイオ)、Silent夜、もといSilent Hill、Tomb Raiderとか。
逆に大ゴケしてるのがDBだとかで。
Transformerが成功してる理由がイマイチわからんのだけど・・・。

きっとね、西側の人だってパワパフが実写化されたら嫌だと思うよ。
リアル指向のない、もともと「記号」としてのアニメキャラをリアルにしようという発想がおそらくないんだろうと思う。
(でもパワパフならおそらくサトエリのキューティハニー的になるんだと思うけどw)

まあとはいっても今回AKIRA(まあ比較的リアル指向ではあるけど)とか、デスノも企画あったねえ、日本のマンガ・アニメを聖林で実写化するわけで。
つかね、上に挙げた成功作品が成功してるのって、多分だけどアメコミが平行世界おkの世界だからだと思うんだ。
何十年も続いてる作品なんか、初期と後期で作者がそもそも設定忘れてるってこともあるし、もーわけわからんから別の世界軸にしちまえってのも多い。
X-MENとかマジわけわからん。

なもんだから「基本のお約束」さえしっかりしてればその「作品の世界観」でどうにかなるわけなんだと思うわけです。
Resident Evilなんかそうでしょ。もはやバイオじゃないっていう。でもバイオとしての世界観はそれなりに残ってる。個人的にはゲームとは平行世界だと思う。

ちょっと違うけど、パトレイバーなんかはメディアミックス展開してて、TVアニメ版とマンガ版とOVA版だと、同じエピソードやっててもキャラクターが違ってたり細部が異なってたりとかして「平行世界化」してるわけだよね。

聖林とかヨーロッパで実写化がうまいこといくのは、多分この2つのせいだと思うの。
- もともと絵がリアル
- "平行世界"の展開に抵抗がない

DBはねー、お約束が機能してなかったんだと思うよー。色んな意味で。DBとして壊したらいけないとこまで壊しちゃった。

関係ないけど原作のIron Manの中の人(Tony Stark)がホントにRobert D. Jrにそっくりでびびりますた。

で、話を日本に戻すと。

もうビジュアル面は無理だろ!
むしろどうしろっていうんだよw
ビジュアル面どうにかしろっていうんなら、邦画界がインターナショナルにならなきゃできないよ!
それができるわけないから聖林が権利買うって言ってんだコンチクショウ。

スラムダンクなんかは日本の俳優だけじゃできないだろうなあ、色んな意味で。
だがアメリカに作らせると日本じゃ見向きもされない高校青春コメディで終わりそうな気がする。
でもりょーちんはきっと日本人になると思う。
ゴリは黒人じゃね? メガネくんは中国系になりそうな気が。
アヤコさんは絶対ラテン系美人になるだろうな。

まあタイトルに偽りがない程度のテイストがあれば、多少設定が変わったり、ストーリーがオリジナルになってもしょうがない。
むしろ原作に忠実にやってくれなくて結構。それで世界観が保たれてくれるのであれば、タイトルに偽り無しと感じるのであれば。

あと、ドラえもんの実写CMのジャンレノみたいなやり方も好きよ。
もっとも、パロにしかならないけどw




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2011年06月06日

X-MEN: First Class観てきました。

前作、Wolvarineは個人的にイマイチいけてなかったんだけど、今回は最高傑作って言えると思う。
今回はProfesser XことCharles Xavierと、後の磁界王Magneto、Erik Lehnsherrの2人を中心に添えた話。

Magnetoはアレだ、マッケラン爺さんだ。
このアクターMichael Fassbenderは割と後のマグ爺を彷彿とさせる背格好してるんだけど、Mr.Tumnusはなんか違うと思う・・・。
ていうか背ェ低すぎだろMcAvoy。

この2人の生い立ちがあまりにも正反対すぎて対照的。
マグ爺はユダヤ人?で、二次世界大戦どっかに収容されてたんだけれど、親と引き離された怒りのあまり能力が暴走して、格子をひしゃげてしまう。
それを知った独逸人の研究者だかとにかく割とエライ立場の奴に「このコインを動かさなければ、母親を殺すぞ」と脅かされて、まだ子供で能力が未熟なマグ爺がどうにか動かそうとするんだけれどかなわず、母親を目の前で殺される。
その直後、怒りで能力が一時的に暴走。
このあとの直接的な描写はないが、どうやら人体実験とかされたらしい。

とにかく、マグ爺の行動動機は「復讐」。

逆にCharlesは、割と裕福な家の子らしく、夜中に食べ物を盗もうと家に入って母親に化けていたまだ子供のRaven(のちのMystique)の正体を見破り、見た目が通常の人間とは違うRavenが「自分のことが怖くないのか」と訊くもそんなのお構いなしに「食べるものはいくらでもあるんだから、もう盗む必要はない」と言う。

もうね、この導入だけで泣けてくるよ。

そのうちCharlesは遺伝子学の研究をするようになる。
自分がミュータントだというのを知ってるからでもあるらしい。

話の中心はこの2人なんだけど、このRavenもかなりコンセプトのキーパーソンとしての立場に置かれてる。
のちにBeastになるHankと言う名の少年が出てくるんだけれど、彼は自分の姿が人外になるのを嫌って、それを抑制するための薬を作り出すも失敗、完全にBeastの姿になる。
そのときに、生まれついての異形の姿のRavenが「ミュータントの姿は、誇りなのよ」と言うのが忘れられない。それまでの葛藤もきちんと描かれてるし。
なにげに影の主役。
基本的にモチーフが人種差別だからねえ、X-MENって。

あ、作中、Charlesの能力がチートだと思うかもしれないけど、一応史上最強のテレパス使いなんだよ。
ジーン・グレイが出てきてからは彼女にその座を奪われてるけど。
それとマグ爺の能力は「磁界を操る」能力ね。金属を操る能力じゃないよ。X-MEN初見の人は勘違いしそうだけど。
つかあの時代のコインは鉄が入ってたのか?

心理描写もかなり丁寧に描かれてると思う。
前作はイマイチバックグラウンドがよくわからない点も多くて。

まあ、あとは実際の歴史に合わせて話が進むので(マグ爺は2次大戦の被害者だし、冷戦を経て第3次大戦が始まるかもしれない、という緊迫した状況)、その辺の話を知ってればどの程度世界が一触即発状態だったのかってのはわかると思うけど、知らないと事の重要性は理解できないと思う。
そういう緊張状態の中で、ミュータントが普通の人間巻き込んでドンパチやっちまったもんで、危険視されて迫害されるようになったわけだ。

だが3次大戦開戦にもなりうるミサイル打ち込ませたCharlesは非道だろお前おいこらちょっと待て。(←作中唯一の俺のツッコミ、かつ最悪な事態。しかも周りも軽く流すし)

時勢がそんな感じだから、言語もすごいよ。
独逸語はもちろん、ロシア語、スペイン語(キューバ)まで出てくる。


X-MENのXってやっぱりマルコムXから取ったのかしら。メタな話だけど。

あとウルビーがちらっと出てくるよ。ほんとにちらっとだけど。
この映画版って、設定的にはウルビー150〜200年くらい生きてることになるんだよな。
Charlesたちがテレパス使って味方になりうるミュータントを捜しているシーンで、声かけられるところににべもなく「向こう行け」と言って退散させている。
ちゃんとHughです。ええ。

間違いなく、映画版の中では一番理解しやすくて、一番なにかしらに共感できるエピソードだと思う。
ただ、面白さって点では、キャラに思い入れがあるとないとで違うと思う。


テレパス合戦って、どう考えてもインフォメーションセキュリティの分野だよなあって思った。
強いテレパス使って相手を行動不能にするのとか、DoS攻撃だお。
ていうかミサイルのボタン押させるとか、視覚乗っ取るのも、踏み台じゃねーかお前www
マグ爺のヘルメットはさしずめファイヤーウォールかw (実際、そう)
人によっては逆探知とかできたよな。たしか。




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2011年02月21日

王様のスピーチ観てきますた。

・・・なんかタイトルが微妙に違うような気がするが気にするな気にしたら負けだ。

『King's Speech』。
1925〜1840年頃の話。
時のKing of Britain、George Vの治世から話が始まる。←Michael Gambon、はりぽたの校長。
この息子、後にGeorge VIとなるDuke of York、Albertが最初の公の演説をする(劇中で俺がわかんなかったが、wikiで調べたら大英帝国博覧会の開会式だったらしい)も、子供の頃から煩っている吃音症のため大失敗に終わる。
ちなみに王太子にはDavid(Edward VIII)がいる。Guy Pearceが配役。こいつ見たことあるけど誰だったっけーってずっと思ってた。ダメすぐる俺の記憶力。

スピーチの失敗って、特に王家レベルにもなると、権威失墜くらいのダメージになるんだよ。
その名誉を保つために奥さんのElizabethが医者を捜し、行き着いた先が、遠く離れたオーストラリアはPerthでオフィスを開くLionel Logue(Geoffrey Rush)。

・・・実はわたしここで混乱したんだが、なぜここでLionelに行き当たったかわからず、GBの方にオフィスがあるんだと思ってた。しかもGBにもPerthという地名はある。
ドクターが豪州出身なのは知ってたんだけど、WAの人だとは知らなかったし。※生まれはSA、Adelaide。専門家としてオフィスを開いたのはPerthらしい。

全体的に、治療の話と言うよりはほとんどイギリス王室の話。
兄DavidはEdward VIIIとして即位するもアメリカ人で離婚歴のある女と結婚するために王位捨てるし。※このとき、"英国国教会のトップである英国国王"が離婚するのがどうたらっていう話がある。
そのあと自分(Albert)は王としての器がないって泣いてるし。
あとちなみにCollin Firthが演ったGeorge VIは現女王陛下の父上です。
子供のElizabethとMargaretが可愛くてなー。

ただこれね、何が面白いって、Albertとドクターがうまいこと対比になってるのが面白いのよ、史実のくせに。
これ脚本起こし甲斐があったと思うよー。
このドクター豪州人だし、そもそも医師資格ないし役者崩れだし(「わたしはただの役者崩れです。医者としてなんの免許も資格も持ってません。ただ、経験で得たことを実践しているに過ぎません」という台詞がある。あと序盤でオーディションかなんかで舞台に立つ姿もある)。
この辺がすごーくOZらしいなーと。あくまでも実力主義、肩書きより実用性。でもその結果、他の王室関係者からは軽んじられる。
滅茶苦茶豪州訛り(都市部)でしゃべるしね。
※英国英語は抑揚が少ない上に単語がどこで切れてるかわかりづらいんだが、豪州英語は割と強弱がはっきりしてる。少なくともわたしには聞き慣れたしゃべり方だと思う。並べてみるとかなり違うと感じると思う。
その治療法も、原因が精神的なものだとしてリラックスする方法だとかを重点的にやっていて、劇中Albertを「Your Highness(陛下)」と呼んだのも、あくまでも公の場に立つAlbertに対してのみ。ずーっと友人として対等に接している。
この辺もOZらしい。

王族・国王としての「肩書き」にがんじがらめ、その上吃音症を持ち帝王学を学んでこなかった(≒中身が伴わない)Albertとはまさに正反対。

なんかこの話、王様の話というでもなく、吃音症の克服の話でもなく、王様と平民の分け隔てない交流の話な気がする。


余談だが、PerthにHis Majestic Theatreという劇場がある。
前にCate姐さんの劇を見たところだけど、そこの一部でこの映画に関することの展示を今やっている。まあ展示の中の更にごく一部なんだけど。
その展示の中に、この劇場に来た人の、なんて呼ぶか判らないけど宿帳みたいなのがあって、そこにドクターのサインと、そのときの住所が手書きで残っている。
West Perthに住んでたらしい(現在、週末は人っ気が全くなくなるオフィス街。高い建物はいまだにない)。

他には、劇中、最初にAlbertに手渡した本とか。レプリカだと思うんだけど・・・。
当時の新聞記事とか。
歴史好きだったりする人には面白いと思う。

この展示室、なんとただのGold coin Donation(金貨寄付、要するに心付けで$1か2)で入れます。
そんなに広くはないし、数も多くはないんだけど、なんか色々あります。

あと本物のドクター、けっこう美男子です。wikiれば写真出てきます。
Geoffreyは素だとかなりフツーのおっさんです。髪型が芸術は爆発してます。QLD人です。あと某海賊映画で死なない船のキャプテンやってます。サル連れてます。




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