2012年01月14日

某名探偵と某鉄の女と某小人。

映画3本観たので感想なんぞを。

Sherlock Holmes: A Game of Shadows(シャーロック・ホームズ:シャドウゲーム)

・・・車道ゲームではない。

なんだかJames Bondみたいというか。
あのねえ、話がどうとか言う前に、Holmesが某ディズニーの海賊化してるのはどうなのかと。
そりゃHolmesは変人だしさ。突拍子もないことするしさ。
今までのHolmes像と違ってていい、むしろ変えろとわたしも言った。
だが他の人気キャラとかぶるのはどうなの、と。

で、James Bondみたいって言ったのは、今回あんまり探偵っぽくないのよ。まあ前作もそうだったけど。
なんか完全に冒険家と化しちゃってる。
で、M教授の陰謀とか潰していかないといけないから、結局やってることがJBっぽくなるんよ。
しかもアクション主体だし。

推理の仕方も、その場の謎解きって感じのが多くて、そのとっかかりとなるなんかのアイテムの配置の確認の仕方とかがすげD.Craig=Bond的。
この2人、「紳士ではなくなった」て点で共通してるし。

つまんなくはないんだけど、そういう意味ではなんか、えーって感じ。
なんとはなしにパクリ臭がするというか。

相方は「悪くはないけどDisappointed(期待はずれ)」いうてたぞ。
滝落ちシーンもなんかそれほど盛り上がらなかったし。つかアクションがそこより遙かに前に来ててそっちの方がメインっぽくなっちゃってる。


the Iron Lady(マーガレット・サッチャー:鉄の女の涙)

・・・邦題がすげぇ気にくわねぇ。
内容にも気にくわねぇ大きな事がひとつ。

なんで呆けたマーガレットばあちゃんの回想録にしちゃったんだよーーー。
俺年寄りとか弱いんだよーーー。

マーガレットばあちゃんがデリで牛乳買ってきて、「また牛乳が値上がりしたのよ」とか、すでにいない夫に話しかけてるんだよー。
彼女の中で夫はバターをトーストに付けすぎてるんだよーー。
でも後の方になってくると、なんか霊としゃべってるみたいに見えてくる。夫を死んだ人と認識しながらも見えてるし。

テロがあったというニュースを聞いて「テロに屈しないと声明を出さなくては」という母親に、娘が「お母さん、お父さんは死んじゃったのよ。そしてあなたはもうPMでないの」
ぎゃあああもうやめてくれーーーー!
本気で映画館出ようかと思った前半。俺のHPはもうゼロよ。泣きすぎて頭痛。
実際の本人がかなり呆けてるってのは知ってるけどさあ・・・。

つかホント、なんでこんな構成にしたんだろ。
男達の中で鉄の女と言われていても、年取ったら結局普通のばあさんになったってことなのかしら。
だが呆けててもDVDの操作はできるんですね。うちのじいさんより進んでるわw

もともと経済に興味がある人だったみたいね。
他のスイーツ(笑)に笑われても、政治家の演説聞きに行ったりしてたみたい。
プロポーズされたときも「あなたのことはとても愛してるけど、ああいう女性(妻という人種)になりたいと思ったことはないの」「おとなしく可愛らしく、家事だけをしているなんてできない」「キッチンで皿を洗いながら人生を終えるなんてできないわ」とか言う方です。
実際、周りが全員男性という環境下で、馬鹿にされながらもPMになっちゃうわけです。
尤も、政党に担ぎ出されたって感じで、結局PMの座追われたのも政党に裏切られたから。

・・・根回ししてたという描写もないし、これって結局男社会に翻弄されてましたってオチなのかしら。
その中で、いつでも一番の味方だったのは夫って話だったのかしら・・・。
邦題見る限りではそんな感じだな。

そういう感じなので、歴史物としては、ある程度の知識がないと判りづらいかもしれない。
つかね、政治的に「その情勢が起きた背景」ってのが全然ないのよ。だからPMとして「どうしてそういう決断を下したか」っていうのが明確でないのね。

普通に歴史の再現として作ってもらいたかったなあ。
こういう作り、マジで苦手なので点数引くよ。

関係ないけどUKってConservative Party(保守党)ってあるのね。知らなかったから、しばらくそのまんま「保守的な政党」って意味だと思ってたよ。
しかし"保守党"に女を入れるってのがそもそも保守的ではないw だが彼女本人は保守的ではあるね。


借りぐらしのアリエッティ(Arietty)

ちなみに英語吹替えだと、US版とUK版で声優違うらしい。
豪州はやっぱりUK版なのか? 観たのは日本語版。

レビュー観てたらあんまりいい意見なかったので覚悟はしてたんだけれど、心配してたほど酷くはなかったです。
声優はお母さん以外はぴったりしてたし。
あのお母さん、見た目の割に声が若いのよ。それが違和感あるのよ。
行動がサザエさんちっくなおかあさんだったから、デザインをもうちょっと若めにした方がよかったのかもしれない。
※UK版だと、↑でマーガレットばあちゃんの娘演ってた人。

アリエッティ、なんかこんな造形のキャラいたなあと思ったら。
できない子さんでした。(元AAはDarker Than Blackの銀)

まあ確かに何も残らないっちゃ残らないね。でもwktkしたよ。
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
ショウくんの歳が気になるところだけれど・・・。何も言わずいきなりキッチン取り替えちゃう男の人ってw
デザイン的にいって中学生くらいだと思うんだが。
最初にティッシュ取りに行って姿見られたときに「怖がらないで」って、その言い方が怖いです神木くんw

しっかし、英字幕見ながらの方が理解しやすいんではないかなあ。
彼ら自分たちのことを「Borrowers(借りていく人)」と呼ぶんですよ。というか原作の原題が『the Borrowers』。
あとレビュー観てて「『心臓の一部』はおかしいんじゃないか」って意見があったけど、アレは「a part of me」と当てられてました。まあ妥当だよな。

アリエッティの髪留め、洗濯ばさみだと思ってたけど、あの大きさじゃ小さいクリップ式髪留めだな。1cmくらいのやつ。

希林さん(違うって)悪役だけど、割と普通のおばちゃんだと思うな。
原作だと過去になんかあって小人に執着するらしいけど、知らなかったし、個人的にはそんなに気にならなかった。
こういう話なら障害はあってしかるべしだし。
むしろ、「その場にいる登場人物の誰も彼女の過去を知らない」んだから、見てる側も知る必要がないって判断かもしれん。この手の話ならアリな判断だな。
わざわざ人に話すことじゃないだろうし。
そういや希林さん「ものを盗んでいく小人」ってやたら強調してたなあ。

お父さんが借りてくものを「獲物」と呼ぶせいで「借り」って「狩り」じゃねーのかと小一時間。
盗んでくだけで何も返さない・・・っていうけど、この話ってベースがイングランドやアイルランドの妖精の話じゃないか?
いれば家に幸福をくれるけれど、機嫌を損ねるといたずらされたりとか、出て行かれると家が衰退するってタイプの。原作者はEnglishらしいが。
だからこそじいさんはわざわざ立派なドールハウスを用意したわけで。

そしてなぜ猫はツンデレ? 猫だからか。




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posted by Martha姐 at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台の話。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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